Microsoft AI認定は、役割で選ぶと迷いにくい
Microsoft系のAI資格は、製品名だけを見ると似て見えます。しかし、AI-300、AB-900、GH-300が見ている世界はかなり違います。AI-300はAzure Machine LearningやMicrosoft Foundryを使ったMLOps / GenAIOps、AB-900はMicrosoft 365 Copilotとエージェントの管理・保護・統制、GH-300はGitHub Copilotを使った開発ワークフローが中心です。
つまり、どの資格が上位でどれが下位かというより、自分の仕事に近いものから選ぶのが自然です。データサイエンスや機械学習基盤に関わるならAI-300。Microsoft 365 Copilotを社内に展開するならAB-900。開発者としてGitHub CopilotやAgent Modeを使うならGH-300。まずこの3分類で見ると、学習の優先順位が決めやすくなります。
参照: Microsoft Partner Center June 2026 announcements、Microsoft 365 Certified: Copilot and Agent Administration Fundamentals、Study guide for Exam GH-300: GitHub Copilot
AI-300: DP-100後継として、MLOps / GenAIOpsへ進む
AI-300は、Azure MLOps Engineer Associateとして、機械学習や生成AIをAzure上で運用する力を問う資格です。Microsoft公式発表では、Azure Data Scientist Associate(DP-100)は2026年6月1日に廃止され、Machine Learning Operations(MLOps)Engineer Associate(AI-300)に置き換えられたと案内されています。
ここで大事なのは、DP-100の延長として単にモデルを作る資格だと考えないことです。AI-300では、MLOps、GenAIOps、CI/CD、監視、ドリフト検知、モデルやプロンプトの運用、Azure Machine LearningやMicrosoft Foundryを使った運用設計が重要になります。機械学習モデルや生成AIアプリケーションを、継続的に改善しながら安全に動かす視点が問われます。
AI-300 問題集では、CLI、YAML、Python、Bicepなどのコード断片や手順も扱いながら、Azure上でのMLOps / GenAIOpsを問題演習で確認できます。DP-100を学んだ人にとっては、モデル開発から運用へ視点を移すための橋渡しとして使いやすい領域です。
AB-900: Copilotとエージェントを、組織で管理する
AB-900は、Microsoft 365 Copilot and Agent Administration Fundamentalsです。Microsoft 365 Copilotを使うだけでなく、組織で安全に管理し、データ保護やコンプライアンスを踏まえて運用するための基礎を確認する資格です。CopilotやAIエージェントが業務に入り込むほど、管理者側には権限、情報保護、監査、エージェント管理の理解が求められます。
受験者としては、Purview、Entra、Defender、DLP、管理センター、Copilot Chat、Copilot Studio、エージェントの公開・管理といったテーマを、製品名の暗記ではなく「どのリスクを、どの仕組みで抑えるか」として理解することが大切です。社内SE、Microsoft 365管理者、セキュリティ・コンプライアンス担当、Copilot導入を進める企画部門に向いています。
AB-900 問題集では、Copilot管理で混同しやすいPurviewやEntraの役割を、問題演習と解説で整理できます。Microsoft 365 Copilotを「使う人」から、社内で「安全に使わせる人」へ視点を移すための資格と考えると、学習目的が明確になります。
GH-300: 2026年改訂後のGitHub Copilotを、開発現場で使う
GH-300はGitHub Copilot認定です。Microsoft LearnのGH-300 Study Guideでは、Agent Mode、Edit Mode、MCP、Agent Sessions、Sub-Agents、Copilot CLI、コードレビュー、Pull Request summaries、Spaces、Sparkなど、GitHub Copilotを開発ワークフローに組み込むための範囲が示されています。
2026年改訂後のGH-300では、単なるコード補完の知識だけではなく、AIを開発プロセスにどう組み込むかが重要になります。Agent Modeでタスクを進める、MCPで外部ツールや文脈をつなぐ、CLIやレビュー機能を使う、指示ファイルで開発標準を整える。こうした実務寄りの使い方を整理する必要があります。
GH-300 問題集は、2026年改訂範囲に対応し、CLI、Agent Mode、MCPなどの新しいテーマを問題演習で確認できます。開発者、テックリード、AI駆動開発を推進する社内SEにとって、GitHub Copilotを「便利な補助」から「開発プロセスの一部」へ進めるための学習になります。
どの資格から始めるべきか
迷ったときは、現在の業務に最も近い資格から始めるのがいちばん効率的です。Azureで機械学習や生成AIの運用を扱うならAI-300。Microsoft 365 Copilot導入やガバナンスに関わるならAB-900。開発チームでGitHub Copilotを活用するならGH-300です。資格名の新しさだけで選ぶより、普段の業務で説明できるようになりたい領域から選ぶ方が、学習が続きます。
Microsoft認定資格アプリでできること
Microsoft認定資格アプリでは、AI-300、AB-900、GH-300、GH-900を、iPhoneで反復できる問題集として整理しています。日英併記、完全オフライン、本番仕様模試、選択肢ごとの解説に対応し、通勤中や試験直前にも弱点を確認できます。
Microsoft系資格は、製品や試験範囲の更新が速い領域です。だからこそ、公式情報を根拠にしつつ、問題演習で「どの場面で、どの機能を選ぶか」を確認することが重要です。買い切りなので、一度購入すれば今後の品質改善アップデートも追加料金なしで受け取れます。
Microsoft AI認定でよくある質問
AI-300、AB-900、GH-300の違い、受験順、日本語学習について、受験者が迷いやすい点を整理します。
AI-300はDP-100の後継資格ですか?
AB-900はどんな人に向いていますか?
GH-300は2026年改訂に対応した学習が必要ですか?
AI-300、AB-900、GH-300はどの順番で受けるべきですか?
Microsoft AI認定は日本語で対策できますか?
AI時代のMicrosoft認定を、iPhoneで反復する。
Microsoft認定資格アプリは、AI-300、AB-900、GH-300、GH-900に対応。Azure、Microsoft 365 Copilot、GitHub Copilotの学習を、日英併記・オフラインで進められます。